しゅわしゅわ感が楽しいサイダーみたいなお風呂も、お家で手軽に作ることができます。
材料は「重曹」と「クエン酸」の粉。
どちらもお料理やお掃除などの家事に使われるものなので、薬局で気軽に入手可能です。
重曹は、大さじ2〜4杯程度。
クエン酸は、重曹の3分の2〜半分ほどの量がおすすめです。
2つの粉を先に混ぜてから入れてもいいですが、それぞれ投入してもOK。筆者は、クエン酸をお湯に良く溶かしてから、重曹をザパッと入れています。
機械で作る炭酸泉のようなキメ細かい炭酸水にはなりませんが、逆にワイルドな泡がジュワジュワしてとにかく楽しい!
童心に帰れるお風呂です。
化学反応で二酸化炭素を発生させるものなので、入浴中や充分に換気しましょう。
■イケナイことは楽しい!「ジーンズ入浴」
子供の頃、親にダメと言われることほど楽しかったという人は多いのではないでしょうか?
大人になったって、やっぱり「イケナイこと」は楽しい!というわけで、ジーンズ入浴はいかがでしょうか。
ジーンズをはいたままお風呂に入る……60年代のモッズシーンが描かれているイギリス映画『さらば青春の光』の中にそんなシーンがありましたね。
このジーンズ入浴法、もちろん「履いたまま入ると血行促進! 美肌効果もグンバツ!」とかいうものではありません。
生デニムなどの硬いジーンズを、履いたまま入浴→履いたまま乾燥をすることで、自分の体に沿う形のジーンズをつくるという意味のものです。これはクラシックなデニム生地がよく縮むことで得られる効果なので、どのジーンズでもできるというわけではありません。
しかし、筆者がこのジーンズ入浴をお勧めするのは、別にこだわりのジーンズを履いてほしいからではありません。単純に面白いから!
なんでもいいのでデニムを履いてお風呂に入ります。色落ちするので、中にパンツははかないようにしましょう。
デニムの重い生地がお湯を吸って、ずっしりとまとわりついてきます。
お風呂に入っているのに、脚がずっと堅い布地を感じているのも、かなり妙な心持ちです。
そして何より、やっちゃいけないことをやっている感じ、映画の登場人物になったようなワイルド気分、そして入浴後の「してやった感」がすごいです。
遊び心以外には何もないこの入浴法ですが、何というかストレス解消になりますから、いらなくなったジーンズがある時などに是非試してみてください。
お風呂の中で軽石などでジーンズの表面をこすると、お好みの色落ちも作れますので、ついでにオリジナルウォッシュに挑戦してみるのもおすすめですよ!
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(取材・文/くぼきひろこ)
美食・カルチャー・ライフスタイル・クルマ・ゴルフ・巷の美女etc……対象は様々に、雑誌・ウェブサイト等の各種媒体にて活動中のフリーライター。「人の仕事のすべて。そして、その仕事から生み出されるすべてのモノゴトが面白い!」と津々浦々の興味津々で取材・執筆を行う。