最近は具材がスープより高い位置に盛りつけられているラーメンもありますよね。でも今回のようなスープの表面積が大きいラーメンの場合は、スープの表面が白く光ってしまいがち。肉眼で見ているような美味しそうなラーメンにはなりません。
そこでプロカメラマンの園田さんの登場です。
「【基礎編】で “料理写真は逆光で撮影するとよい” と言いましたが、実は今回は例外。逆光にこだわりすぎるとスープが光ってしまいます。スープが白く写らないよう、サイド光などちょうどいいアングルを探して撮影しましょう」
なるほど! 逆光からサイド光の間で、スープが白く光らず、なおかつきれいに写るアングルを見つけるべき、ということですね。それを踏まえて、さっそく撮影してみました。
まずは逆光から。
次に、スープが白くならない程度のサイド光になる位置から
比較してみると一目瞭然です。
右の写真のほうが圧倒的に美味しそうに見えます。スープが光らないように撮影するだけで、同じラーメンとは思えないくらい印象が変わりますね!
今回はラーメンでしたが、うどんやカレーなど他のスープものにも応用できるコツなので、ぜひお試しあれ!
次回は【スイーツ編】です。
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(取材・文/南場みなみ 写真/園田昭彦[撮影風景]、南場みなみ[スマホ撮影])
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