もう決めた?6つの「定額制音楽配信サービス」を改めて確認してみる

2016年11月に日本でのサービスを開始した「Spotify(スポティファイ)」は、4000万以上あるすべての楽曲を無料で聴けることが最大の魅力。ただし、この無料プランには機能制限があります。

無料プランは数曲再生するたびに30秒程度の広告が流れたり、最高音質の320kbpsではなく高音質の160kbpsでの再生のみに対応していたりするのです。また、スマホではシャッフル再生しか行えず、1時間に6回までしか曲のスキップができません。ラジオ感覚で使うのであれば無料プランでも十分ですが、フル機能を使いたいのであれば月額980円の「Premiumプラン」への加入がオススメです。

現状では邦楽のラインナップにやや偏りがあり、ほかのサービスに比べるとまだまだ少ない印象があります。とはいえ、新譜は続々と増えているので、今後の成長に期待したいところ。音楽のジャンルに合わせたイコライザを設定できたり、ストリーミングとダウンロードの音質を個別に調整できたりと、視聴面での機能は充実しています。

楽曲やアルバム単位で視聴するというよりは、ジャンルやシーンに合わせたプレイリストを楽しむのがこのサービスの醍醐味。プレイリストの更新頻度が高いので、トレンドを知りたい人にもぴったりといえるでしょう。

>> Spotify

月額料金:Premium 980円/Free無料
無料体験期間:7日間
音質:96kbps/160 kbps/320kbps(自動判別機能あり)
歌詞表示:○
オフライン再生:〇
対応デバイス:iPhone、iPad、Android、PC、PS3/4など

 

■音楽を使ったコミュニケーションができる「LINE MUSIC」

「LINE MUSIC(LINEミュージック)」は、LINE、ソニー・ミュージックエンタテインメント、エイベックス・デジタルの3社が中心となって立ち上げた、LINE MUSIC株式会社による音楽配信サービスです。制限なしの「プレミアムプラン」は月額960円、ひと月に20時間聴ける「ベーシックプラン」は月額500円で、いずれのプランも学割が用意されています。

楽曲のラインナップは10~30代向けのものが中心で、時間帯に合わせたプレイリストのレコメンドや、楽曲の歌詞表示に対応しています。基本的な機能はまんべんなく押さえたサービスです。

ストリーミング再生とオフライン再生への保存を低音質で行う「通信量節約モード」を搭載。「カスタムモード」にすれば、音質の設定が個々に行えます。データ通信量を気にするユーザーにとっては、最初から節約モードがオンになっているのはありがたい仕様ですね。

LINE MUSIC上の楽曲は、LINEの友だちにシェアしたり、LINEのプロフィールにBGMとして設定できます。さらに、LINEの無料通話の呼出音や着信音として設定することもできるなど、LINEユーザーにとっては便利な機能が満載です。

>> LINE MUSIC

月額料金:ベーシックプラン500円(学割300円)/プレミアムプラン960円(学割600円)
無料体験期間:30日間
音質:64kbps/128 kbps/320kbps(自動判別機能あり)
歌詞表示:○
オフライン再生:〇
対応デバイス:iPhone、iPad、Android、PC

 

■月20時間までの無料プランが登場「AWA」

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