そもそも、出先にパソコンを持ち歩くのが面倒なくらいなので、持ち歩くキーボードもとにかくコンパクトなものがいいですよね。そんな人にオススメなのが、「Wekey(ウィキー)」という折りたたみ式のBluetoothキーボードです。
Wekeyはクラウドファンディングサイト「Makuake」で資金を集め、無事にプロジェクトを達成して日本での発売を開始しました。
このキーボード最大の特徴は、厚さ6mm(オープン時は3mm)、重さ95gのコンパクトなサイズ感です。ふたつ折りにした状態ではiPhone 7に近い大きさですが、iPhone よりも薄くて軽い! 携帯性を重視するなら選んで損はありません。
しかも生活防水対応なので、万が一水やコーヒーをこぼしてもさっと拭くだけでOK。microUSBでの充電式で、フル充電して毎日1時間使う場合は30日間使用できます。充電時間は1.5時間。出先で充電したいときにはモバイルバッテリーを活用しましょう。
キーはQWERTY配列なので、普段使っているパソコンと同じような感覚で入力できるのもポイント。開いた状態ではタテ86mm×ヨコ260mmあり、各キーの間隔もしっかりとられているので、入力ミスは起こりにくい印象です。
ただし、キータッチは独特。キーとキーの間に隙間がないためゴミが入らず衛生的ではあるのですが、打鍵感はありません。その代わりキーを押すとクリック音が鳴るので、指で押したことがわかるようになっています。必要に応じて無音にすることも可能で、音量レベルは1~2レベルで調整できます。また、キーの反応感度も3段階で調整できるので、自分好みのタイピングにカスタマイズして使うといいでしょう。実売価格7980円です。
■タイピングが得意なら「OWL-BTKB6401」
打鍵感を求める小さめのキーボードが欲しい人には、オウルテックのBluetoothキーボード「OWL-BTKB6401」がハマるはず。こちらは3つ折りタイプで、折りたたんだときのサイズはタテ93mm×ヨコ146mm×厚さ17mm。重さは185gとなっています。
開くとオン、閉じるとオフになる省エネ仕様。microUSBを使った充電に対応し、約2時間の充電で約84時間利用できます。
開いた状態ではタテ93mm×ヨコ251mm×厚さ14mmで、開いた状態でもかなりコンパクトに感じます。これでは「打ちにくいのでは?」と思いましたが、実際に使ってみると、想像していたよりも文字入力がしやすい印象です。
キーピッチは17mmあり、18.5~19mmあるフルサイズボードに比べると、やや小ぶり。たまに折りたたみのヒンジ部分が手に当たる感じはありましたが、タイピングに慣れている人であれば難なく使えるはず。
筆者がとくに気に入ったのは、付属のケースです。キーボードの使用中には、iPhoneのスタンドとして使えるようになっています。これならいつでもどこでもサッと仕事が始められそうです。実売価格6458円です。