ある程度の大きさのカバンをいつも持ち歩くなら、LGのBluetoothキーボード「Rolly Keyboard 2(KBB-710)」もアリ。筒状に丸めるという、ほかにはあまり見かけない形状が特徴です。
折りたたみ時はタテ31.7mm×ヨコ274mm×厚さ30.7mm。重さは161g。ほかの折りたたみタイプに比べるとどうしても長さはあるものの、筒状なのでカバンの隙間に収めやすいと思います。
バッテリーは単4形アルカリ電池なので、出先でバッテリーが切れてもコンビニで電池を買えばOK。
キーピッチは16mmとやや狭く、広げた状態のサイズはタテ117mm×ヨコ274mm×厚さ21mm。最上段の数字キーを入力する際、キー上部のフレーム部分が少し指に当たりやすいのが気になりました。とはいえ、キータイプはパンダグラフ方式なので、打鍵感は上々です。ノートPCで文字入力をするのに近い感覚かもしれません。
また、キーボードには10インチまでのタブレットを置けるビルトインスタンドが付いているのがかなり便利。画面サイズが4インチ以上であれば、デバイスをタテにして設置できます。実売価格は1万5440円。
>> LGエレクトロニクス「Rolly Keyboard 2(KBB-710)」
■据え置きの「TK-DCP03BK」は入力のしやすさがピカイチ
キーボードのサイズはもちろん、とにかくパソコンに近い入力のしやすさを求めるなら、エレコムの「TK-DCP03BK」が有力です。
多くのBluetoothキーボードが3台までのマルチペアリングに対応するのに対し、このキーボードはさらに有線接続もできるので、計4台との接続が可能。有線ケーブルを使って、デスクトップPCのキーボードとして使うこともできるんです。
スタンド部分に電源スイッチが搭載されており、端末をスタンドに立てかけるだけで、自動的に電源オンになり、取り外せばオフになります。また、スタンド部分にセットする2種類のアジャスターが用意されており、端末の厚みに合わせて角度を調整可能です。
単3アルカリ電池1本で駆動し、USB(microB)での給電も可能。充電方法を選べるのは、持ち運び用としての可能性も感じますね。
キー対応はパンダグラフ方式で、キーは17.5mmとなっています。実際に使ってみると、これはほぼパソコンと同じ! 87キーの日本語配列なのも、パソコンと同じように使えるのでかなり安心感があります。
ただし、サイズはタテ200mm×ヨコ280mm×厚さ27.5mmで、重さは約555gあります。これはA4サイズの雑誌くらいのサイズです。据え置き型として使うことを想定して作られているので、このサイズと重さは持ち歩くにはなかなかの負担かもしれません。しかし入力のしやすさを追求するのであれば、この選択肢も検討したいところです。実売価格は9690円です。