【活用事例1】仕事用とプライベート用のSIMを使い分ける
職場でケータイを支給されている人の多くは、自身が契約するスマホと支給されたものの2台を持ち歩いていることでしょう。DSDS対応のスマホがあれば、仕事用ケータイからSIMを抜き取り、それをDSDSスマホに挿し、さらに自身が契約するSIMも挿して、「1台2回線」にまとめられます。
もし、自身が契約するスマホが大手キャリアのものだったら、これを機に格安SIMに乗り換えることをおすすめします。仕事用の電話のやり取りは今まで通りにできて、プライベートで使うインターネットのデータ通信料を節約できます。
なお、大手キャリアのSIMを、SIMフリースマホに挿して使う場合、周波数が対応しているか否かを確認する必要があります。といっても、確認は難しくありません。日本向けに販売されている、おそらく全てのSIMフリースマホはNTTドコモ回線に対応し、ほとんどのスマホはソフトバンク(ワイモバイル)回線にも対応しています。au回線に対応するスマホは、それがはっきりわかるように、カタログなどに「au VoLTE対応」などと明記されていることが多いようです。ですが念のため、購入時には対応キャリアを確認してくださいね。
仕事用のSIMを通話だけに使う場合は、SIMを挿すだけでキャリアが認識されて発着信できるはずです。モバイルデータ通信も利用する場合は、「APN(アクセスポイントネーム)設定」という初期設定が必要です。
キャリアのショップに出向いて手続きする必要が生じるケースもありますので、各社のホームページもチェックしておきましょう。
>> NTTドコモ「他社製品のケータイなどをご利用されるお客様へ」