ワークショップに登壇したのは、家事代行サービスの株式会社ベアーズ取締役副社長で家事研究家、また2016年に大きな話題となったTVドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」でも家事監修を務めた高橋ゆきさん。
忙しい平日の掃除は、“ちょいと1分” “ささっと4分”の予防で済ます「ちょこ掃」をすすめているという高橋さん。まずは「朝家事」についてレクチャーしてくれました。朝一番のタイミングで取り組むと良い掃除として挙げられたのが「掃除機」です。
■基本その①「掃除機は朝にかけるのがベスト」
その理由ですが、朝は日中に舞った空気中のホコリが床に落下している状態。そこを掃除機で一掃することにより、効率がアップするそう。さらに、湿度の高い梅雨はホコリが舞いにくく、同じ理由で掃除がしやすい時期に入るとのこと。なるほど、いつ掃除機をかけても同じというわけではないようです。
■基本その②「掃除機本体は手で持つ」
掃除機をかけるときは、掃除機本体を持って体に添わせるが基本とのこと。となれば、軽い掃除機が自ずと必要になってきます。最新の「Be-K」は軽くて強いカーボン樹脂を本体に採用、軽量モーター、ホース細径化をすることで3.4kg※(本体質量2.1kg<※本体・床用ブラシ・パイプ・ホースの合計質量>)を実現。棚の上などの高い場所、持ち運びや出し入れも気軽にできそうです。
■基本その③「壁や家具にあてないよう注意」
筆者もそうですが、掃除機を乱暴にかけるのはご法度。特に壁際や家具にヘッドを当てると、部屋をキズつける原因になります。もちろんヘッド部分も。掃除機は押すときだけではなく、引くときにもゴミを吸引していますので、壁際などでも丁寧にかけるように心がけましょう。
また、ホコリは人の行き来やドアの開閉等の風力で壁際に寄るため、導線だけでなく壁際も掃除する必要があるそうです。
■基本その④「ホコリは必ず上から下へ払い落とす」
照明・カーテンレール・棚の上など、ホコリがたまりやすい場所というのはいくつも存在します。しかし、これらは必ず「上から下に」払い落とすのが基本。もし逆に掃除してしまうと、最終的に床にホコリが落下するため、二度手間となってしまいます。意外だったのは「階段」も上から下に掃除機をかけると良いとのこと。最後に板の目に沿って拭き掃除をすることで、ホコリが付着しづらいキレイな状態をキープしやすくなるそうです。
会場には、リビングに出しっぱなしで置いておけるデザインがコンセプトのスティック型クリーナー「iNSTICK(インスティック)」新モデルも。稼働時間が従来より伸びて30分間(標準状態)使えるとのこと。1台4役という使い勝手で、こちらも掃除機の「朝家事」に適していると感じました。
以上、高橋ゆきさんに学ぶ「朝家事」の基本、いかがだったでしょうか。部屋がキレイだと一日の過ごし方も心持ちが変わるはず。丁寧に効率的なやり方で、掃除上手になりたいですね。
>> 三菱電機「掃除機」
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(文/&GP編集部 三宅隆)
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