■何が何でも強引に起こす「無理やり系アプリ」
最も多い寝坊の原因は、二度寝ではないでしょうか。簡単にはアラームが止められない仕組みのアプリならば、二度寝も防げるはず。無理やりにでも頭を使ったり、体を動かしたりすることで眠気が吹っ飛びます。あまりの眠さにアラーム停止を断念し、電源をオフにするという“禁じ手”を使わない限りは確実に起きることができるはず!
【1】おこしてME
「基本」「ふるふる」「数学問題」「写真」「バーコード/QRコードモード」の5つの方法からアラームの止め方を選ぶことができます。「基本」は、停止ボタンを押すだけのオーソドックスな停止方法です。
振る回数、強度はカスタマイズ可能。30回くらいのシェイクだと寝ぼけながら適当に振るだけでもできてしまうので、ストイックな設定がおすすめです。
「数学問題」では、出題される計算式を解かないとアラームが止まりません。問題数は1~9題、難易度は「Very easy」から「Very hard」の5段階から選択します。
制限時間内に問題が解けないとタイムアップ。別の問題に切り替わるため、もたもたしているといつまでたってもクリアできません。
小1の繰り上がりの足し算で挫折した筆者には、「Very easy」でも十分すぎる歯ごたえ。ただでさえ苦手な計算を起きた瞬間にやらねばならないため、イライラ度はマックス。確実に目は覚めましたが、気分はサイアクです。これはもう二度とやりたくない! というか、普通に起きているときでもやりたくないです。
個人的に一番よいと思ったのが、「写真」。アラームを止めるには、事前に設定しておいた画像と同じ写真を撮る必要があります。
ベランダからの風景を設定してみました。起き上がり、ベランダへ出なくてはならないので絶対に目が覚めます。朝日を浴びて、外の空気も吸えば頭もスッキリ!
「バーコード/QRコードモード」は、好きなバーコードを事前に登録しておき、同じバーコードを読み込ませることでアラームを止めるモード。QRコードでもOKです。
登録したことを忘れて、うっかり箱を捨ててしまうと悲惨なことになりそうです。
【2】叫んで止める!目覚まし時計シャウトアラーム
>> iOS
大声を出さなければアラームのスヌーズを止められないというアプリ。セットした時間になるとアラームが鳴るので、スマホのマイクに向かって叫ぶだけ。
画面にマイクの絵が表示されるのでゲージがいっぱいになるまで叫び続けます。声が小さいと認識してくれません。寝起きの本気シャウトはかなりキツイです。その代わり、一気に目が覚めます。
ベストタイムが記録されるため、毎朝の励みになりそう。トレーニングモードで練習を積むことも可能です。そこまで頑張る必要があるかは別として…。
【3】暴走族目覚ましアラーム
>> Android
こちらは暴走族の爆音で起こしてくれるアプリです。アラーム音は、CB400T(バブ)やGT380(サンパチ)など往年の族車の、しかもマフラーのサイレンサーを外した“直管”の排気音から選択できるというマニアックさ! もちろんおなじみ「ゴッドファーザー」のラッパ音も用意されています。
無理やり起こされてはいるのですが、不思議と不快感がないのは、笑えるからでしょうか。
アラーム解除ボタンが画面上をランダムに動き回るので、しっかり目が覚めていないと止めることができないのもポイント高いです。