■まずは「FaceTime」をオンにしよう
「FaceTime」はiPhoneに標準搭載されているアプリです。電話番号やメールアドレスを使って、通話料を気にすることなく会話を楽しめます。使用できるのは「iPhone同士のみ」という制約はあるものの、通話にデータ通信量しか発生しないのはかなり魅力的です。
使うには、「設定」からFaceTimeの機能をオンにする必要があります。また、FaceTimeで着信を受ける側も、FaceTimeをオンにしていなければなりません。
なお、上の「FaceTime」画面で「FaceTimeにApple IDを使用」をタップすると、メールアドレスを使って発信できるようになります。Apple IDとパスワードを入力し、サインインしてみましょう。
■電話をかけてみよう
実際にFaceTimeを使って電話をかけてみましょう。FaceTimeというとビデオ通話のイメージがありますが、顔を出さないで通話する方法もあります。ここでは、音声のみで通話できる「FaceTimeオーディオ」の使い方を紹介します。
これで、相手に発信できました。FaceTimeで着信を受けた側は、通常の着信と同じように「応答」をタップすると、通話を始められます。
Wi-Fi環境が整っていない場所でFaceTimeを使うと、実際のデータ消費量が気になりますよね。そんなときは、FaceTimeの発信履歴から直近の通話で消費したデータ量を確認しましょう。
なお、通話記録が表示された画面で「新規連絡先を作成」をタップすると、FaceTime発信時に入力したメールアドレスや電話番号を、iPhoneの「連絡先」に登録できます。わざわざ「FaceTime」アプリを開いてメールアドレスや電話番号を入力する必要がないので、頻繁にFaceTimeで通話する人の情報は登録しておくとよいでしょう。
時間無制限のかけ放題プランに入っている人も、友達との通話でFaceTimeを使うようにすれば、割安な5分間かけ放題プランでも通話時間が足りるかもしれません。アプリを上手に使うことが、普段の通話料やプランを見直すきっかけになるといいですね。
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(取材・文/神戸紅実子)
編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。
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