■おサイフケータイに対応した「Android One X1」
スマホの新モデルは、シャープ製の「Android One X1」。6月下旬から発売される予定です。
Android Oneは、純粋なAndroid OSを搭載し、常に最新バージョンのAndroidを利用でき、セキュリティーのアップデートが毎月提供されることがセールスポイント。日本向けには、これまで3モデルが発売されましたが、最新の「X1」は、初めてFeliCaに対応。ワイモバイルの広報さんに確認したところ、「モバイルSuica」などのおサイフケータイサービスも利用できるそうです。
約5.3インチのIGZOディプレイ(解像度は1920×1080ドット)を搭載し、カメラは外側が約1640万画素で、内側が約800万画素。最大1.4GHzのクアッドコアCPUを搭載し、RAMは3GBという、ワイモバイルのラインナップの中では「ハイエンド」と呼べる仕様です。もちろん防水・防塵対応で、3900mAhの大容量バッテリーを搭載し、4日間の電池持ちを謳っていることも魅力です。
■通話専用として最適なケータイ「Simply」
セイコーソリューションズ製の「Simply」は、今ではレアなストレートタイプのガラケー。8月上旬以降に発売されます。
「Tne 電話」をコンセプトに、電話やメールなど必要最小限の機能を搭載。ブラウザも搭載していますが、画面サイズは約2.4インチなので、Webサイトの閲覧には適さない印象です。
電話はLTEエリアで利用できる高音質通話「VoLTE」に加えて、3Gの「HD Voice」にも対応しているので、クリアな音質で通話できます。コンパクトながら1770mAhの電池を搭載しているので、電池持ちも期待できそうです。
■デザインにこわだったモバイルルーター「Pocket WiFi 601ZT」
Pocket WiFiシリーズの最新モデルとして、8月上旬以降に発売されるのはZTE製の「Pocket WiFi 601ZT」。最大の特徴は、3色から選べるキュートなデザインです。
ピンク、ホワイト、ブルーから選べて、それぞれディスプレイに表示される色も本体カラーと統一。さらに、電池残量やデータ通信量がひと目でわかるように、画面デザインにも配慮されています。
バッテリー容量は2000mAhで連続通信時間は約10時間、同時に10台まで接続できるという、モバイルルーターとして標準的なスペックを備えていますが、最大通信速度は下り112.5Mbpsです。速度を重視する人は、今年2月に発売されたPocket WiFi 603HW(最大通信速度は下り612Mbps)を選んだほうがいいでしょう。
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(取材・文/村元正剛)
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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