本体全幅60cm、重量1.6kgと、日本で販売されている自動ドアでは最小最軽量。ドア重量45kg以内の手動の引き戸であれば、アルミニウム、木製問わず取り付けられる。本体はビス2点、レースはビス6点の簡単施工で、専門家なら60分、一般のユーザーでも120分ほどで施工可能だという。電動工具さえあれば、一般ユーザーでもDIY感覚で取り付けられるのだ。
電源はAC100Vコンセントを挿すだけ。赤外線、超音波、マット式、リモコン式などの多彩なセンサーがあり、とくにマットセンサーは100gから感知するので、車いすの車輪やペットなども感知してくれる。しかも、有線式でもコード1本挿すだけで簡単に施工でき、いずれもセンサー専用の電源工事は不要というお手軽さだ。
もともと軽い手動ドアを動かすことを前提としているため、部品の消耗も少ない。耐久性にすぐれこまめなメンテナンスが不要な点も、一般家庭向きだと言える。また、後付自動ドアで鍵を内蔵し、電子施錠できる製品は、日本ではこの「オートスライド」のみなのだ。
何よりリーズナブルなのがうれしい。基本セットに自動ドア本体とタッチスイッチが付いて、施工や各種オプションをつけたフルセットでも10万円台。日本国内の類似製品の半額～4分の1と破格だ。
このオートスライドは、東京ビッグサイトで6月8日から11日の4日間開催されるイベント「住スタイル TOKYO2017」で展示される。オーストラリアから開発者も来日予定というから、興味がある人は足を運んでみては？
［関連記事］
釘やビスは手元に保持！腕時計型磁石でDIY作業を安全で効率的に！
巨大「道工具イベント」で発見！DIYなどに役立つ注目アイテム
（文／&GP編集部）
- 1
- 2
