日本一の素麺には、日本一「長い、短い、太い、細い」といった形が特徴の4種類の素麺が選ばれているのだとか。産地もバラバラで、長い素麺は愛知県安城市、短い素麺は宮城県白石市、太い素麺は徳島県つるぎ町、細い素麺は長崎県南島原市の製造となっています。
日本一長い「和泉手延長そうめん」は、なんと全長が約3.6mもある手延素麺。通常は冬期に作るのが普通ですが、この長そうめんは夏の時期に作られる珍しい素麺です。
対照的に日本一短い「白石温麺」は、約400年前から作られている宮城県白石市の特産品白石温麺(うーめん)。通常の素麺の長さは約19 cmほどですが、温麺は長さ9cmと通常の長さと比べると半分以下。これにはびっくりです。
さらに、日本一太い「半田素麺」は、なんと直径約1.3mm~1.7mmもあるとのこと。JAS規格上は「ひやむぎ」に分類されるのですが、江戸時代からの伝統により特別に素麺と呼ぶことが認められています。
対して日本一細い素麺は、素麺産地でも有名な奈良県桜井市にある株式会社三輪山本が持つ長崎県南島原市にある製麺所で作られるその名も「白髪」。標準的な素麺の茹で時間は2分前後ですが、これはなんと「30秒」で茹で上がるのだとか。
さまざまな特長を味わいながら食べ比べてみるのは楽しそう。夏のギフトにも喜ばれそうですね。3000円(税抜)です。
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(文/&GP編集部)
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