本製品こと「こむぎっち電気バイク」「原動機付三輪 こむぎっちカーミニ」では、駐車場に設置したソーラーカーポートから、カーポートで発電した電力を直接車両に充電できる仕様になっています。充電時間は電気バイクが6時間、原動機付三輪が7〜9時間程度なので、例えば会社の駐車場にソーラーポートを設置している場合、勤務中にカーポートにセットしておけば帰宅するころにはフル充電完了。太陽光100%で通勤が可能という仕組みです。
性能面に目を向ければ、電気バイクは最大速度45km/h、最大走行距離はフル充電時で55km。原動機付三輪は最大速度40km/h、最大走行距離はフル充電時で50km。走行性に関してはかなりおっとりとしたスペックですが、通勤や買い物など普段の生活のなかでの移動には十分かもしれません。
ちなみに「こむぎっち」とは埼玉県上里町のイメージキャラクター。かわいいネーミングに思わず笑いそうになるけれど、昨年秋、国土交通省の認定を受けて上里町で実施された超小型モビリティ利活用実証実験で使用されていたのが、まさにHTM-Japan開発による「こむぎっちカー」。その実証実験で判明した問題点を改善して製品化されたのが今回の電気バイクと原動機付三輪というわけ。同実験でも太陽光100%での運用を確認済みというから、その実力はホンモノです!
発売予定日は7月4日、気になる価格はこむぎっちカーミニ64万5840円、こむぎっち電気バイク28万9440円、充電器8640円。ソーラーカーポートとのセット販売も予定されています。
>> HTM-Japan「こむぎっち電気バイ/原動機付三輪 こむぎっちカーミニ」
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(文/&GP編集部)
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