自転車を物理的にロックするシャックル部は、航空機や戦車などにも用いられる「クロムモリブデン鋼」を採用。4トンの引張荷重と3トンの断力にも耐える強度を持っています。
要となるロックはスマホとアプリのBluetooth連動によるキーレスロック。さらにグリップ部の側面にある「タッチパッド」で、手動による解錠もできます。
上下左右の矢印と中央の点がスイッチになっており、予め設定した4~8スイッチのPINコードを入力することで解錠できる仕組みに。スマートなデザインは、解錠のためのボタンには見えないという安全性にも繋がっています。
シャックル部内部のサイズは11cm×13.5cmで、タイヤ部へのロックだけでなく、自転車を鉄柵や金属柱などへ密着させてロックすることもできます。
「ELLIPSE」専用に開発された専用アプリ「LATTIS」をスマホにインストールすれば、ボタンひとつで施錠・解錠ができるだけでなく、「LATTIS」をインストールしたスマホが任意の距離に近づくだけで解錠できる「オートアンロック機能」も搭載しています(アプリはiOS 9.1以降とAndroid 4.4以上に対応)。
また、盗難などによる不審な動きを察知した際に「ELLIPSE」から半径10メートル以内にあるスマホへ警告を送信する「盗難アラート」や、事故などの突然の衝撃を検出した場合に、登録した緊急連絡先へ位置情報を送信する「クラッシュアラート」、招待状(シェアコード)を送信して「ELLIPSE」を解錠=自転車のシェアができる「シェアアクセス」など、セキュリティー以外にも役立つ機能が用意されています。
「ELLIPSE」本体はソーラーパネルバッテリーによる充電で稼働。太陽光はもちろん、室内灯や懐中電灯の元でも充電が可能で、Micro-USBケーブルからの直接充電もできるためバッテリー切れの心配は皆無。約12時間のフル充電で、暗室でも6ヶ月間の施錠をキープするロングライフ設計です。
スマホで簡単に施錠・解錠ができ、強靱な素材で自転車だけでなくロック本体も万全。バイク用としても使うことができる自転車用ロック「ELLIPSE」は、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて1台1万8630円より購入できます。
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(文/&GP編集部)
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