リアルフィギュア製作メーカーの海洋堂では、『北斗の拳』連載当初の1980年代から30年以上にわたってリアルモデル、カプセルフィギュア、可動フィギュア(リボルテック)など、多種多様な仕様で『北斗の拳』のキャラクターをフィギュア化してきました。
その集大成と呼ぶにふさわしい同社史上最大級サイズの超巨大スケール「ジャギ胸像」がこのたび誕生しました。
漫画『北斗の拳』の作中に登場したジャギの石像(胸像)を劇中そのままの姿ではなく、ジャギの持つビジュアルの格好良さを優先した造形アレンジを加え、胸像として立体化されています。
このこだわりが、さすがの海洋堂クオリティと言えるでしょう。
マスクの中の醜悪な素顔もリアルに再現されており、醜悪なジャギの怨念までも感じられるような、重々しい雰囲気が漂います。
青銅製を思わせる質感と巨大な1/1サイズにより、一見すると相当の重量があるように見えますが、じつは軽量で丈夫なソフトビニール素材で成型されており、破損しにくく手軽に取り扱いできます。
見本塗装は”センム”の愛称でおなじみ、海洋堂代表取締役の宮脇修一氏が担当。希望小売価格は5万3784円です。
同じサイズでケンシロウ像も発売されていますが、正直いってジャギ様胸像のほうがビジュアル的に映えます。
やはり、独特なジャギヘルメットと肩のスタッド(鋲)の質感がサイコーにイカしているからではないかと思いますが、いかがでしょうか。
さて、これほどまでの芸術作品を自宅のどこに置くべきでしょうか?
正解は玄関です。近所をうろつく怪しい人からは「こんな胸像を置く住人て…」と敬遠されること必至。自分が酔っ払って帰宅したときは自宅を間違えることなし。そんな実用性も兼ね備えたジャギ様なのです。
>> 海洋堂「【メガソフビアドバンス】 MSA-013 ジャギ胸像」
©武論尊・原哲夫/NSP 1983 版権許諾証GB-606
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(文/&GP編集部)
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