名刺アプリ「Eight」が企業のコンテンツ発信に対応!転職市場にも参入

■総名刺交換枚数の約10%がEightに取り込まれている

Eightのユーザーは150万人だとお伝えしましたが、年間に取り込まれる名刺の枚数は1億枚にも上ります。

これは日本で名刺交換されている総枚数の約10%にあたるもので、それだけEightが浸透し始めていることがうかがわれる数字です。

▲Sansan株式会社取締役Eight事業部長 塩見賢治氏

Sansan株式会社取締役Eight事業部長の塩見賢治氏は、「Eightはビジネス利用のコンセンサスが取れている場」であることが同サービスの強みだと話し、ほかのSNSとの違いを強調していました。

 

■ビジネス専用のSNSだからこそできる「企業ページ」の導入

今回リリースされた「企業ページ」は、企業が無料で広報やマーケティングなどの情報を、企業ページをフォローしたユーザー向けに掲載できる機能です。

すでに日産自動車、岡村製作所、サイバーエージェント、サイボウズ、ランサーズなどの約10社が機能リリースのタイミングに利用を開始します。

企業名をタップしたり検索したりすると、企業ページが表示されるようになっています。ユーザーは企業をフォローすることで、自分のフィード上に企業の発信する情報が流れるようになり、興味のある企業の最新情報を知れるのです。

自分の業務に関連する企業しておけば、定期的にビジネスに必要な情報がEight上で得られます。これまでは個人同士のSNSだったEightですが、この機能の導入でユーザー自身の活動の幅が広がることを期待されているようです。

【次ページ】「Eight Talent Solution」で転職でのマッチングを促進

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