スマホだけじゃない!ファーウェイが日本のPC市場に本格参入!

◼︎キーボードが進化した2in1の「HUAWEI MateBook E」

HUAWEI MateBook Eは、前モデルと同様に12インチの2K(2160×1440)ディスプレイを搭載した2in1デバイスです。タブレットとしても使えて、別売の「HUAWEI MatePen」でイラストを描いたりもできます。マイクロソフトのSurface Proの競合モデルと言っても差し支えないでしょう。

▲初代モデルと同じく12インチのタッチディスプレイを搭載

新モデルの最大の進化点はキーボードカバーにあります。前モデルでは、キーボードカバーは別売でしたが、新モデルには同梱されています。18.85mmのキーピッチを確保し、キーの形状を見直して打鍵感を向上。さらに、スタンドになるカバー部は無段階で160度までの角度調整が可能。実際にタイピングしてみましたが、キーのクリック感は、一般的なノートPCと遜色なく、むしろ「押しやすくて、すぐに慣れそう」という印象を受けました。

▲キーボードカバーはレザー調

▲カバーを折り曲げる部分に金属シャフトを用いて、自在な角度調整を実現

プロセッサーには第7世代のCore i5/Core m3を採用。CPUのパフォーマンスは前モデルから最大約13%アップ。省電力性も約25%向上したそうで、9時間以上の連続駆動を実現しています。もちろん、ワンタッチでロックを解除できる指紋センサーも備えています。

カラーバリエーションは2色で、シャンパンゴールドにはブラウン、チタニウムグレーにはブルーのキーボードカバーが付属します。価格は9万2800円(税別)〜。Office365サービス搭載モデルも用意されます。

▲モデルごとの市場想定価格(税別)

▲主要な外部接続ポートを備えたMateDockは、従来モデルよりもコンパクトになった「MateDock 2」が発売される

6月に発売されたばかりの「Surface Pro」が気になっている人は、お店で、このHUAWEI MateBook Eも触って、比べてみるべきかもしれませんよ。

▲発表会に登壇した、左からインテルの山本専氏、ファーウェイ・ジャパンの楊勇氏、Dolby Japanの社長・大沢幸弘氏、日本マイクロソフトの河野万邦氏

 

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(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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