両モデルとも、ガラスに隔てられた文字板上のスペースに、テーマである<無光の空間>を表現。反射することなくすべての色を吸収する“黒”を基調にしており、カンパノラらしい独創的なデザインが美しい。外装には独特の艶と暗い輝きを生み出すデュラテクト1DLCをケースに採用することで、世界観をより豊かに表現している。
デュラテクト1DLCは優れた耐摩耗性を誇り、その輝きを保ってくれる。また立体的なドーム状のサファイアガラスには99%クラリティ・コーティングを施して反射を抑え、文字板を見やすくするなどの工夫も。バンドには竹斑仕様の高級ワニ革を採用している。
▼コスモサイン
「コスモサイン」(32万円 税抜き)は時の起源である天体の運行を、細部に至るまで精密にレイアウトされた星座盤によって表示。北緯35度において見られる4.8等星以上の恒星1027個、アンドロメダ銀河やオリオン座大星雲などの星雲・星団など166個を正確にレイアウトするこだわりよう。14版に及ぶ精密な印刷によって表示し、満天の星をリアルに再現している。
▼ミニッツリピーター
「ミニッツリピーター」(40万円 税抜き)は日本庭園の粋である水琴窟にヒントを得ており、水滴が生み出す琴の音に似た、透明感と深みのある音色を高低2種類の音で奏でる。文字盤のデザインは、地中の甕の底にたまった水面に滴が落ちてできた波紋がモチーフ。再現精度の高い“電気鋳造”により緻密なパターンを美しく仕上げている。
「コスモサイン」は350本、「ミニッツリピーター」は200本と、いずれも数量限定。手首に“宙空の美”を装うのも、悪くない。
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(文/&GP編集部)
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