■「iRobot HOME」アプリで遠隔操作が可能に
ルンバの操作には、「iRobot HOME」というアプリを使います。
このアプリを起動して「CLEAN」ボタンをタップするだけで、Wi-Fiに接続されたルンバでの清掃を開始できます。
さらに、清掃の履歴を詳細に確認することも可能。上位モデルの「ルンバ980」と「ルンバ960」であれば、ルンバ独自のマッピングシステム「vSLAM」により、本体のカメラとセンサーでフロア全体のマップを制作してくれます。
このマップを見れば、掃除できていない箇所をあとからチェックできるので、掃除の邪魔になっているイスなどをあらかじめ避けておくなどの工夫ができて便利です。
■中~低価格帯の「ルンバ890」「ルンバ690」
今回、ラインナップに加わる「ルンバ890」と「ルンバ690」は、いずれもルンバのなかでは中~低価格帯のモデルにあたります。ルンバ890が6万9800円(以下・税抜)、ルンバ690が4万9800円。シンプルな機能のルンバで良ければ、5万円で買えちゃうんです!
上位モデルの「ルンバ980」は12万5000円、「ルンバ960」は8万9870円と、“お手頃”とはいいにくいお値段だったので、ルンバデビューのハードルが一気に低くなった印象です。
ルンバ890とルンバ690の違いは、掃除の性能にあります。ルンバ890は、清掃機能に「AeroForce クリーニングシステム」を採用。ハイパワーモーターユニットにより、従来モデル「ルンバ700シリーズ」に比べ、最大5倍の吸引力を実現しています。通常清掃時の稼働時間は最大60分です。
それに対し、ルンバ690は3段階クリーニングシステムを搭載するベーシックなモデル。稼働時間はルンバ890と同じく最大60分となっています。