ロックにおいて、堅牢性と携帯性は両立しづらいもの。頑丈なものを求めると、大きく重くなり、携帯性が低下する。かといって携帯性を優先すれば、簡単に破壊・開錠されてしまうリスクが上がってしまう。この困り事を解決するため、カバーに着目したのがこの商品。
ダイヤルコンボファットロックの最大の特徴は、実力以上の堅牢性があるように見せかけ、心理的に犯罪を抑止する効果を狙っていること。ワイヤーロックの弱点は “簡単に切断できそうな見た目” だが、5mm厚のネオプレンカバーでケーブルワイヤーを覆うことで、ロックの外径を25mmと分厚くしている。実際に触らなければ、チェーンロックやスチールリンクロックの外観と変わらない存在感だ。
このカバーは厚みだけでなく柔らかさも備えているため、一般的なワイヤーロックに使用されるPVCカバーと比較すると、施錠した際に自転車との摩擦で傷がつく心配も軽減してくれる。
みずから実力以上と謳う商品だが、中のケーブル自体も一般的なワイヤーロックの直径に比べ25%増の15mmと、より強固になっている。長さも50cmと十分だ。5桁のダイヤルを採用し、10万通りの組み合わせの中から好きな番号を設定できる。
350gと軽量ながら見た目はヘビー級の「ダイヤルコンボファットロック」、防犯効果をその目で実感してほしい。
>> DOPPELGANGER「ダイヤルコンボファットロック」
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(文/&GP編集部)
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