エプソンといえば個人向けプリンターをはじめとするイメージングデバイスの印象が強いかもしれないが、じつは独自のセンシング技術を用いた高精度なウエアラブルGPSにも強みを持つ。
ランニングやゴルフ向けに展開しているウエアラブルGPS「WristableGPS」シリーズは、正確な位置情報を捕捉できることで知られ、コアなユーザーから高い評価を得てきた。
今回登場する「WristableGPS for Trek」は、シリーズ初となるトレッキング向けアイテム。一般的なアウトドアウオッチが標高計測を気圧計から算出するのに対し、本製品では登山に必要な5つのセンサー(GPSセンサー、地磁気センサー、加速度センサー、温度センサー、気圧センサー)を搭載、得られた情報を独自のアルゴリズムにより統合する《センサー・フュージョン・テクノロジー》によってGPS精度のいっそうの向上に成功している。
本体は65gと軽く、高精度モードで46時間・長時間モードなら110時間作動する。専用Webアプリを使ってルートを作成・登録すれば、本体に搭載の「3D標高ナビゲーション機能」が目的地までの距離はもちろん標高までもガイドしてくれる。
「あとどれくらい歩くのか」だけではなく「あとどれくらい登るのか」を本体画面で確認することができるから、登山はもちろんトレイルランナーにとっては最強のアイテムになりそうだ。発売日は8月7日、予想価格は税抜で4万円台後半。
【WristableGPS for Trek/MZ-500B,MZ-500S】
カラー:ブラック(MZ-500B)シルバー(MZ-500S)
厚さ:16.5mm
重量:65g
動作時間:高精度モード(GPS毎秒計測)46時間、長時間モード(GPS間欠計測)110時間、時計表示時(オートスリープON時)30日間
防水:10気圧防水
http://www.epson.jp/products/wgps/special/
(文/&GP編集部)
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