家電女優・奈津子×安蔵靖志の「最新家電」丸わかりニュース:2017年8月【前編】

■キャニスター掃除機もコードレスの時代に!

安蔵シャープと東芝から、コードレスタイプのキャニスター掃除機が続けて登場しましたね。

▲シャープが2017年9月14日に発売するコードレスキャニスター掃除機「RACTIVE Air」4機種6モデル。最上位モデルの「EC-AS700」(サイクロン式、写真左上)と「EC-AP700」(紙パック式、写真左下)の実勢価格は8万9880円

奈津子シャープの「RACTIVE Air」は前モデルのスティック掃除機を半年ほど自宅で愛用していますが、軽くて思いついたらすぐに使用できる点がかなり気に入っています。部屋から部屋への移動も自由自在ですし、壁に立てかけやすいので、ほぼ収納せずに出しっぱなしにしています。今年還暦を迎える母も「軽くて掃除しやすい」と喜んでいました。

▲奈津子さんが自宅で使っている「RACTIVE Air EC-A1R」。現在の実勢価格は4万2760円

安蔵本体を床に置いて使うキャニスター掃除機なら、さらに取り回しがしやすそうですね。

奈津子ただ、軽すぎて部屋の隅への密着感があまり高くないこと、明るい色味がブラウン系のバリっぽいアイテムで構成された我が家では浮いていたのが難点だったんです。でも最新モデルはモーターのパワーアップで吸引力が格段に向上したため、隅へのアプローチがより的確になりました。色味に関してもマットで彩度も抑えられたので、個人的に気になっていた2点は改善されましたね。

安蔵東芝のアプローチはまたユニークですよね。本体が床に転がってしまうというキャニスター掃除機ならではの難点をクリアしました。

▲東芝が2017年9月1日に発売したコードレスキャニスター掃除機「VC-NX1」(実勢価格9万9880円)

奈津子そうなんです! 各社とも小回りが利くように工夫していますが、どうしても倒れてしまうことってありますよね。でも東芝の「ダブルフェイス」という新機構は、裏返してもそのまま使えるリバーシブルスタイルなんです。とにかく軽いので、天井も階段も掃除しやすいですし、ヘッドの自走機能も強力なので、ほんの少しの力でスイスイ進みます。シニア層にも最適ですね。

安蔵ロボット掃除機の「トルネオロボ」と同様に、本体のダストボックスからサイクロン機構でゴミを吸い取る「ダストステーション」搭載モデルもラインアップしましたね。

奈津子最初にダストステーション付きのトルネオロボを見たときには度肝を抜かれました。これを使えば約1カ月ほどゴミ捨てやフィルター掃除が不要とのことなので、個人的には多少値が張ってもこちらをオススメしたいですね。

▲こちらは11月1日発売予定の「VC-NXS1」。充電台に、本体のダストケースからゴミを吸い取る「ダストステーション」が搭載されている

▲ダストステーションのスケルトンモデル。ゴミを吸い取るのと同時に、フィルターの掃除も行う

 

【次ページ】日立はコードレススティック掃除機を拡充

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