■ルンバは全機種、パナソニック「RULO」もWi-Fi対応に!
安蔵:アイロボットのロボット掃除機「ルンバ」シリーズがいよいよ全機種Wi-Fi対応になりましたね。ルンバ800シリーズ、600シリーズの基本性能はそのままに、Wi-Fiに対応してスマホによる遠隔操作やスケジューリングなどが可能になりました。
奈津子:急に友だちが家に来ることになったときなどに、外出先から掃除を開始できるのは便利ですよね。スケジュール設定も従来はボタンで行っていたので、スマホでできるようになったのは魅力です。
安蔵:ルンバ900シリーズのようにマップ機能まではありませんが、掃除結果をスマホで確認できるのも安心感がありますよね。
奈津子:私は自宅ではダイソンの「Dyson 360 Eye」を使用しているのですが、多少音がうるさいのが悩みどころでした。静音モードもあるのですが、掃除時間と充電時間が長くなりますし。でもルンバはダイソンに比べるとかなり静かですね。遠隔操作やスケジュール設定だけでなく、メンテナンスのタイミングも通知してくれるので、働き盛りで家を留守にしがちな人や、忙しい共働き世帯などには最適だと思います。
安蔵:さらにパナソニックのロボット掃除機「RULO(ルーロ)」もいよいよWi-Fiを内蔵し、部屋のマップを作りながら自己位置を推定して掃除する「SLAM(Simultaneous Localization And Mapping)」を搭載しました。
奈津子:ルンバやダイソンは掃除するたびにマップを生成するのですが、ルーロは最初にマップを作るのが大きな特徴なんですよね。
安蔵:これによって、マップのどこにゴミが多いのかを統計的に表示する「ゴミマップ」機能、掃除したい場所、もしくはしてほしくない場所を8カ所まで指定する機能などが利用できるのがルーロならではの特徴です。
奈津子:ダイソンは掃除してほしくない場所を指定できませんし、ルンバの場合は「バーチャルウォール」などの機器を置かなければいけません。アプリだけで、しかも8カ所も指定できるのは便利ですよね。赤外線センサーと超音波センサーに加えてレーザーセンサーも搭載したことで、イスの脚などもしっかり見分けて掃除できるようになったのも注目ポイントです。