2016年あたりから、マニアの間で一躍注目を集めているのがゲームコントローラー付き、Windows搭載の超小型PC「GDP WIN」(こちらもTSUKUMOにて先行発売、価格は5万544円)。コントローラーが付いていることからわかるように、こちらはゲームに特化したウルトラモバイルPC。5.5インチというサイズもさることながら、コントローラーにスペースを割いたためキーボードが極めて小さく、両手で握って遊ぶのは楽しいものの、キー入力はちょっと難があります。
これに対して7インチの「GPD Pocket」では、キー間の間隔を確保したアイソレーションタイプのキーボードを採用。文字キー部分のキートップは1.3mm角、キーストローク1.5mmを確保したことで、よりタイピングしやすい設計になっています。
搭載CPUはモバイル向けに開発されたIntel Atom x7-Z8750 Processorで、メインメモリ8GB、ストレージにはeMMCメモリストレージ128GBを搭載。硬度・透過率の高いゴリラガラス3を採用したマルチタッチ対応IPS液晶パネルなど、スペックも本格的。ネットワーク部はWi-Fi 802.11ac、Bluetooth 4.1を搭載し、映像出力にMicro HDMI、周辺機器接続にUSB Type-A、USB Type-Cを備えるなど、十分実用に耐えうる仕様です。
もちろんこのマシンで毎日の快適に仕事をこなせるといえば話はまた別。いまやタブレットだって8インチなのに7インチPC? という声もささやかれそうですが、タッチパネル上ではなく物理的に操作できるキーボードがあれば、画面スペースが広く使えるという利点も。なにより、こんなにちっちゃいのにちゃんと動く!というのが、やっぱり楽しくありませんか?
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(文/&GP編集部)
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