ビザピュア アドバンスには「洗顔ブラシ」と「タッピングヘッド」が付属。洗顔ブラシには毛穴より細い直径約50~75ミクロンのブラシ毛が3万本以上も植えられており、音波振動と回転のダブルアクションによって古い角質やメイクなどの汚れを落としてくれる。
タッピングヘッドは3つのローラーが付いているヘッドが回転することで、1分間に約750回もの細かい動きでエステサロンのような「フィンガータッピング」を行い、フェイスラインを引き締めてくれる。
さらに別売の目もとケア用アタッチメント「フレッシュアイヘッド」(予想実勢価格3480円前後/税抜)を使うと、音波振動とクーリング効果によってすっきりとした目もとにしてくれるとのことだ。
製品開発には、パリを拠点にフランスと日本で活躍中のセラピストCHICO SHIGETAさん(オーガニックコスメブランド「SHIGETA」主宰)が協力。CHICO SHIGETAさん監修の下、ビザピュア アドバンスで行えるフェイシャルケアのメソッド「ビザピュア アドバンス SHIGETA メソッド」を作成し、本製品の活用方法を提案する。
ユニークなのは、ヘッドを認識する方法としてNFC(近距離無線通信)規格を利用している点だ。スマホとBluetoothスピーカーなどとのペアリング(機器同士を接続すること)する方法のひとつとして用いられることが多いが、本製品ではヘッドを認識するために利用している。
タッピングヘッドでは約1分30秒後に逆回転になり、フレッシュアイヘッドでは約15秒後に切り替わるというように、それぞれ動作プログラムが異なる。ユーザーがわざわざヘッドに合わせてモードを切り替えることなく、正確にそれぞれに合ったプログラムで動作できるようになっているというわけだ。
筆者も実際に「タッピングヘッド」と「フレッシュアイヘッド」を発表会場で体験してみた。タッピングヘッドはゴロゴロと回転するローラーがなかなか刺激的に感じた。フレッシュアイヘッドはひんやりとした触感が気持ちよく、長時間たっぷり使いたいと思えた。製品デモを実施したCHICO SHIGETAさんによると、フレッシュアイヘッドを使うことで気になる目の下のクマもきれいに取り去れるとのことだった。
美顔器というと女性向けのイメージが強いが、価格は高級シェーバー程度で、シェーバーのようにメンテナンス費(替え刃や洗浄液など)がかからない(美容クリームなどは別途必要だが)。肌のたるみが気になり始めた人、目の下のクマに悩んでいる人など、男性にも十分に使える製品ではないだろうか。
(文/安蔵靖志)
- 1
- 2