世界50言語以上に対応!世界中で使える瞬間通訳デバイス「POCKETALK」が登場

■使い方はいたってシンプル

使い方は簡単。画面下にある左右の矢印をタップするだけ。設定で、“話しかける言語”と“翻訳する言語”を選択します。

▲左側に日本語、右側に英語を設定

例えば、日本語を左側に、英語を右側に設定した場合は、左の矢印を一度タップして話しかけ、真ん中の丸をタップすれば英語への翻訳が始まります。相手の英語を日本語に翻訳するときは、右の矢印を一度タップして、先ほどと同じ手順を踏めば日本語に翻訳されます。

ひとつのデバイスで、相互間の翻訳が可能なため、スムーズなやりとりが可能になります。話した日本語や、翻訳後の言語がディスプレイ上に表示されるため、正しい日本語が読みとられているかどうかの確認もしやすいです。

もう一度翻訳を再生したいときには、履歴から選択すれば何度でも再生できます。「試着していいですか?」など、よく使うフレーズがあるときには、履歴からタップするだけで相手に伝えられるのもメリットです。

実際に筆者も実機を使ってみましたが、普段話すスピードで話してもしっかり翻訳されて、言葉の読み取りや翻訳の精度が高いと感じられました。また、大きさも、手のひらに収まり、ポケットに入れていても邪魔にならないサイズ感で好印象でした。

 

■活用できるシーンはさまざま

旅行先でのシーンで使えることはもちろん、旅行用の英会話だけでなく、ビジネスシーンの会話などに対応しているのも特長です。

▲外国人とのやりとりにも自信がつく

▲ネットで調べてもピンポイントで表現が出てこない、という時にも

▲外国人観光客にも、相手の言語で対応できるおもてなし

このように、ひとつの使い道だけでなく、さまざまなシーンに対応します。

また、長いフレーズや2文、3文での翻訳も得意なので、実用性が高そうです。

▲ソースネクスト 代表取締役社長 松田 憲幸氏

ソースネクストは、2017年4月に外国語を学習するためのソフトを販売するロゼッタストーン・ジャパンの買収をはじめ、「言葉の壁をなくす」ことを目標に掲げているとのこと。同社松田社長は、「言語学習が不要な未来の実現を目指す」とPOCKETALKへの意気込みを語りました。

▲吉田沙保里さん(左)、ソースネクスト 代表取締役社長 松田 憲幸氏(中央)、イメージキャラクターの剛力彩芽さん(右)

発売は12月14日からですが、ソースネクストのWEBサイトでは購入の予約を受付中。グローバル化が進み、ますます言語の境界線がなくなりつつあるいま、これからの翻訳・通訳市場の展開に期待が高まります。

“2020年までに50万台の販売を目指す”というPOCKETALK、年末年始の海外旅行に向けて、1台試してみる価値はありそうです。

>> POCKETALK

 


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(取材・文/中川美紗

なかがわみさ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」に所属。「旅」と「アート」が大好き。情報が目まぐるしくアップデートされるスマホやウェブサービスに立ち向かいながら、webメディアを中心に記事を執筆中。

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