フランスのスタートアップとして、アメリカのクラウドファンディングサイト「Indiegogo」にてプログラムをスタートさせた「PUP Scan」。なんと、わずか19日という異例の速さで目標金額の1000%に当たる1000万円を達成したという、期待度の高い次世代スキャナーです。はじまりは、エンジニアであり、オペラ歌手でもあるルノーの「細かく書かれている楽譜を、いつでもどこでも綺麗にスキャンしたい」という思いから。友人と共に2年の歳月をかけて開発したのが、この「PUP Scan」なのだそうです。
操作は簡単。人間工学に基づいた形のスティックを握り、好きなシナリオを選択して、レーザーで範囲を決めて上部のボタンを親指でぽちっと押せばスキャン完了。本体内蔵メモリーに2000ページまで保存が可能です。
さらに大きな特長は、Wi-Fiでインターネットに接続できること。スキャンしたドキュメントをクラウドに保存したり、メールで送ったり、プリントアウトしたりできるほか、FacebookやインスタグラムなどのSNSで簡単にシェアできます。文字を認識しテキスト化する機能を使用してワードやエクセルにインポートも可能です。
高画質にもこだわりが。どんな環境にも対応可能な独自のライト「スマートLED」を搭載し、「反射防止システム」で光によるハレーションも一切なし。また、本の膨らみなども補正する「歪み補正」や、「鮮明度コントロール機能」も搭載。スマホでの撮影などに比べてもスピーディーで効率的に、高画質のスキャンができるのです。
光沢のある紙などにも対応し、大きさもA3からA8までOK。 A2サイズ以上の大きいものは複数の高画質な画像として読み込み、結合できる分割スキャン機能も搭載しているので、名刺からポスターまでスキャンが可能。8時間の長時間バッテリーを搭載しており、持ち歩いてどんなところでも使えるので、広い用途に使えそうです。
現在、クラウドファンディングサイト「Motion Gallery」にてプログラムを展開中で、こちらもやはり驚異の速さで目標金額を達成。さらに続々と支援が集まっています。予定一般価格より58%オフの1万8000 円からコースを用意していますが、こちらはすでにSOLDOUTの模様。気になる人は、早めにプログラムをチェックすることをオススメします!
>> PUP Scan
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(文/&GP編集部)
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