1927年12月30日、“東京地下鉄道”は、東洋初の地下鉄として営業を開始した。その際、上野~浅草間2.2kmを走行したのが、今回模型化される「銀座線1000形」だ。車体の難燃化を図るために鋼鉄が用いられる等、当時としては画期的な車両で、1000形の1号車は国の重要文化財の指定を受けている。1968年4月に引退するまで、約40年間もの長い間使用された車両。記憶の片隅に残っている人も多いのでは?
「銀座線1000形1/80HOゲージ鉄道模型」(9万7200円)は、その当時のリベット、ウィンドシルヘッダー等の外装、運転台仕切り、運転台造作、座席、つり革等の内装をリアルに再現している。
発売されるのは「初期タイプ」「最終タイプ」2タイプ。イエロー塗装の「初期タイプ」は開通当時の車両で、地下鉄博物館保存車をベースとしている。オレンジ塗装の「最終タイプ」は、1968年の引退当時の車両。お別れ運転時の形態で、模型化した。いずれも完全受注生産で、シリアルナンバー付だ。また、車体番号も1001から1021までの中から、好きな番号を選べるようになっている。
11月1日から、東京メトログッズのECサイト「メトロの缶詰」で予約販売が開始される。商品は、12月下旬から順次発送予定。地下鉄90周年のメモリアルイヤーに、思い出の車両を手に入れてみては?
>> メトロの缶詰
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(文/&GP編集部)
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