発売されるのは、輝く金と銀、上品な黒とネイビーの組み合わせが美しい「メモリアルシルバー」と「メモリアルゴールド」の2種類。ボディ下軸の、初代シャーボのデザインを彷彿とさせる格子柄の彫刻は、昔からシャーボを作り続けている職人が、通常のモデルより数倍の時間をかけて施したものだ。
特製の木製化粧箱に収められ、さらにシャーボの歴史をまとめた小冊子も付いているという、まさにメモリアルにふさわしい高級感あふれる商品だ。
替芯は、ボールペンリフィル9種類(油性・ジェル・エマルジョンインクの3種類のインクをそれぞれ3色)と、シャープ1種類の全10種類を同梱。自分の好きな使い心地にあわせて、替芯を選び装着できる。カチャカチャ音を軽減した上質な書き心地、芯を切りかえる際のなめらかな作動感など、使用感はグレードアップしている。
この記念モデルの開発を主に担当したのは、当時は生まれていない20代の若手男性社員3人。当時の資料からイメージを膨らませ、また当時の開発担当から経験談を聴きつつ、若い感性で挑戦したという。
若い世代にバトンタッチされ、新たな歴史が加わった思い出の商品「シャーボ」の記念モデル。息子へのプレゼントとしても、粋かもしれない。
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(文/&GP編集部)
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