現在開発中の画面では、専用ペンを使ってすでにあるテレビ画面にサラサラと絵を描いたり、
スマートフォンのように、ゲーム画面を操作することができる。
はじめからテレビにタッチパネルがついていたり、スマートフォンでの画面コントロールが出来るものはあったが、後付で出来ることでテレビの買い直しの必要がないというのが面白い。
テレビは20インチから80インチで、HDMI接続できる必要があり、今のところAndoroid4.4のアプリにだけ対応しているようだ。
実際にテレビの規格がある程度絞られてしまわないか心配ではあるが、製品化されたら欲しいという人も多いだろう。
今後、家電製品からリモコンはどんどんなくなっていき、操作は、ジェスチャーや音声などによるものが主流になる。
一方、テレビの買い替え周期などを考えると、すべての家庭やオフィスのディスプレイにこういった近未来のユーザ体験が広がるのには時間がかかるだろう。ただ、長く続く過渡期には、こういった商品が歓迎されるにちがいない。
(文/小泉耕二)
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