■Android Oneは、廉価な「S」と少しこだわる「X」
Android Oneは、最新のAndroid OSを利用でき、セキュリティのアップデートが保証されるスマホのブランドのこと(発売から24か月間に1回以上のOSメジャーアップデートを実施、セキュリティのアップデートは発売から3年間実施)。
ワイモバイルは従来より複数のラインナップを展開してきましたが、今回新たに「S3」「S4」「X2」「X3」の4モデルを追加しました。
価格はそれぞれ明らかになっていませんが、「S」シリーズは安さをウリにし、「X」シリーズはちょっとこだわりの機能を追加したラインナップです。ちなみに、どの機種もSIMロックはかかっているので留意しておきましょう。
▼「Android One S3」
2018年1月中旬以降発売予定
「S3」はシャープ製の5型モデル。同社ならではのIGZOディスプレイを搭載しており、画面の消費電力を抑えやすいのが特徴。IP5/8・IP6X相当の防水・防塵性能や、耐衝撃性も備えます。画面や指が水に濡れても、スムーズにタッチ操作が可能です。
カラーは「ターコイズ」「ピンク」「ネイビーブラック」「ホワイト」の4種を展開。背面はマットな質感で、表面に指紋が付きづらくなっています。
▼「Android One S4」
2018年2月上旬以降発売予定
「S4」は京セラ製の5型モデル。赤外線通信に対応しているので、ケータイから初めて乗り換える場合にも、データを引き継ぎやすいのがポイント。ストラップホールも付いています。
こちらもIPX5/7・IP5X相当防水・防塵に加え、耐衝撃性能を備えます。また、京セラ独自の高強度ディスプレイ「ハイブリッドシールド」を採用していて、画面割れのリスクも低減。グローブを付けながら、あるいは手が濡れていてもタッチ操作しやすいという特徴もあります。
カラーは「ホワイト」「ブラウンブラック」「ピンク」「ライトブルー」の4色展開。背面と側面のパーツが一体ではありません。敢えて大きくラウンドした背面にすることで、手に持ったときのフィット感を向上させているとのこと。
▼「Android One X2」
2017年12月7日発売予定
「X2」はHTC製の5.2型モデル。背面は非常に美しい光沢を持っていますが、ボディ自体は樹脂をベースに軽く仕上げられているのがポイントです。
機能面では、「U11」シリーズで搭載したグリップ操作「Edge Sense(エッジセンス)」を採用。端末下部側面をギュッとにぎることで、複数の操作が行えます。例えば、カメラアプリならセルフィーでシャッターアイコンをタッチしづらいシーンでも、撮影しやすくなっています。
なお、握り方は「短く握って素早く離す」と「ギューッと長く握り続ける」の2通り。アプリごとに、それぞれの操作が別のアクションに対応します。カメラだったら、短く握るとシャッターが切れて、長く握るとイン・アウトカメラの切り替え、といった具合。
こちらは「サファイアブルー」と「アイスホワイト」の2色を展開。IPX5/7・IP5X相当の防水・防塵性能を備え、おサイフもサポートします。
▼「Android One X3」
2018年1月下旬以降発売予定
「X3」は京セラ製の5.2型モデル。IPX5/7・IP5X相当の防水・防塵性能を備えるほか、赤外線通信、ワンセグ、おサイフもサポートする全部入り仕様となっています。
グローブや濡れた手でも操作しやすいこと、ストラップホールが付いていることなどは、同社が提供する「S4」と同様です。
一方、側面がメタルの質感になっているのは4機種のなかでは、X3のみの特徴です。カラーは「ホワイト」「ブラック」「ライトブルー」の3種を展開します。