箸だって縦に置けば“スッと”取りやすくなります

「sutto」はテーブルの上に縦に配置できるようデザインされた箸とスタンドのセット。新潟県燕市を中心とした、5つの地元の工場の金属加工の技術を活かして作られています。この工場のなかにはApple製品の鏡面仕上げを行っていたところもあるんだとか。

箸の先端と後端はチタン、中央部とスタンドは無垢のステンレス製でできています。箸をスタンドに置くとすっと収まり、箸とスタンドが平らな平面になるデザイン。また、スタンドには鏡のように周囲のものが映り込むため、箸が宙に浮いているようにも見えるんだとか。粋というか、ちょっとロマンチックですよね。縦型だから、グラスやテーブル上のお花など、テーブル上で縦のシルエットを持つものとの相性も良さそう。

これだけでも十分画期的なのですが、“プレミアム版”になるとさらにスゴいんです。「sutto」プレミアム版では、金属ならではの「リンギング」と呼ばれる現象をデザインに応用。「リンギング」とは磨き上げられた金属同士の平面が吸い付くという現象のこと。平滑に磨いた金属どうしが磁力ではなく金属の分子同士が惹きつけ合う力と、磨かれた平面から追い出された空気による圧力が働くために起きます。これを応用し、プレミアム版は平らなスタンドどうしの平面を押し付けることで、複数のスタンドが吸い付きます。思わずクスッとしてしまうユニークな仕組みで、食事中の会話もはずみそうですね。

「sutto」は現在クラウドファンディング“KickStarter”にて支援募集中。価格は通常版が2万9800円~、プレミアム版が4万2800円~。2018年4月に発送予定です。

>> KickStarter「sutto」

 


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(文/&GP編集部)

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