■wena wrist proはディスプレイを搭載
「wena wrist pro」は、高級感のある質感を追求しつつ、新たに有機ELディスプレイを搭載。また、従来モデルよりもバンド幅と厚みが小さくなっています。防水性能も5気圧に向上。カラーはシルバーとブラックの2種類です。
従来機通り、電子マネー決済に使用できますが、残額をディスプレイで確認したりできるのが本機のメリットとなります。
また、1日の歩数や消費カロリー、睡眠計測などの機能も専用アプリから確認できます。
■アクティブはさらに心拍センサーを搭載
一方、「wena wrist active」は、より機能性にフォーカスしたモデルとなっています。基本的な機能は先述のproと同じですが、心拍センサーとGPSを備えており、スマホを携帯せずに活動量、移動経路、平均速度などを測定可能。
同機の防水性能は3気圧。ランニング中の雨程度なら耐えられます。
ボタンはふたつあり、通知を表示させる方じゃないボタンを押すとアクティブモードが起動。有効にしておくと、ワークアウトの際に移動経路や心拍数のログを残せます。
■機械式のヘッドは高級感あり
続いてヘッド部の紹介。まず、機械式高性能ムーブメントを搭載したヘッド「wena wrist Mechanical head」は3種類のモデルを展開しています。
■ソーラー式モデルは6カ月動作
ソーラームーブメント搭載ヘッド「wena wrist Solar head」は、4種類のモデルを展開。満充電後から約6か月間の連続動作時間を実現しています。
風防には球面のサファイアグラスが採用。さらに片面無反射コーティングを施していることで、照り返しの強い日差しの元でも時間を確認しやすくなっています。
また、5気圧防水にも対応。アクティビティの際にも使いやすいでしょう。
■一部モデルを除き予約開始
最後に、各製品の市場推定価格(税別)は下記の通り。
●wena wrist pro
シルバー:3万5000円前後
プレミアムブラック:3万7000円前後
●wena wrist active
ブラック:3万円前後
●wena wrist Mechanical head
ホワイト・シルバー:5万4000円前後
ブラック:5万5000円前後
●wena wrist Solar head
スリーハンズ シルバー:3万3000円前後
スリーハンズ ブラック:3万4000円前後
クロノグラフ シルバー:4万3000円前後
クロノグラフ ブラック:4万4000円前後
wena wrist activeを除く3製品は、発表会のあった12月7日より予約開始、同月21日より発売となります。
また、既に発表されていた「wena wrist leather」も同じく21日に発売されます。同モデルの詳細については、こちらの速報記事を参照してください。
一方、wena wrist activeのみは2月上旬より予約開始、3月上旬に発売される予定です。
なお、販路はソニーストアのほか、時計専門店、百貨店、家電量販店など。activeを除く21日発売の製品については、ソニーストア銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神にて12月8日より先行展示されます。
>> wena wrist
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(取材・文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。
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