歌麿、写楽、広重が描いた大相撲!貴重な大相撲錦絵の数々が一冊に

“錦絵”って知っていますか? 江戸時代に確立された浮世絵版画のことで、多色刷りされた錦絵の数々は、当時の世相や風俗を知る上で貴重な資料となっています。そんな江戸時代に、庶民に愛された娯楽の代表格といえば相撲です。広く人気を博したこともあり、著名な絵師たちの手によって浮世絵に描かれました。そんな相撲を描いた浮世絵は“相撲絵”と呼ばれ、数多く存在しています。

それら相撲絵を元に作られた錦絵も多くあり、今も相撲博物館には3000点を超えるコレクションが保管されています。しかし版画であるため経年劣化は避けられません。傷んでダメになってしまう前に、ということで日本相撲協会では、これらを後世に残すべくデジタル化を行いました。そんな貴重な錦絵コレクションの中から、相撲博物館の学芸員が選んだ249点を掲載した大型本『大相撲錦絵 日本相撲協会 相撲博物館コレクション』(徳間書店)が刊行されることに。

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