■そもそも「シングルオリジン」って?
そもそもコーヒー豆は、国や産地によって酸味、苦みといった味の特徴が異なります。よく聞く「ブレンド」とは、複数の国や産地で採れたコーヒー豆をミックスすることにより味が作られたコーヒーです。一方「シングルオリジン」は、“○○地域” “▲▲農園”など、より小さい単位の産地で収穫され、土地に合った方法で加工されたものになります。
スターバックスでは特定の国や地域で生産されたコーヒーを「シングルオリジン」と定義。これまでも特定の国で生産されたコーヒーを販売していましたが、今回の「スターバックス シングルオリジンシリーズ」では“地域”まで指定したコーヒー豆を採用しています。
スターバックス コーヒージャパン、コーヒービジネスチーム チームマネージャーの柴田さんによると
「『シングルオリジン』は米に例えるとわかりやすいかもしれません。同じ『コシヒカリ』でも“魚沼産”だと、その土地の個性が味わえて希少ですよね。それと似たイメージです」
とのこと。
■第一弾は「グアテマラ ウエウエテナンゴ」
「スターバックス シングルオリジンシリーズ」店舗販売第一弾として登場するのは「グアテマラ ウエウエテナンゴ」。その名のごとく、グアテマラという国のウエウエテナンゴ地方で生産されたコーヒー豆になります。
口に含むとダークチョコレートを食べたときのようなほのかな甘みが。そして飲んだあとは、ドライフルーツを食べたときのような後味が印象的。これは、コーヒー豆をギリギリまで追熟させ、濃いルビー色になってから収穫することで引き出せた味なのだそう。焙煎は深煎り。それにより少し濃く感じるかもしれませんが、仕事の合間などシャキッとしたいタイミングで飲みたい味です。
柴田さんによると「ダークチョコレートと相性がいい」とのことなので、ほっと一息つきたい昼下がりなどにお菓子とともにいただくのもよさそうです。
「グアテマラ ウエウエテナンゴ」は自宅ドリップ用のコーヒー豆として100g~販売されます。また、店頭でも、日替わりで異なるコーヒーを楽しめる「ドリップコーヒー」(Tallサイズ、税抜価格320円)で提供される可能性もあるとのこと。
この「スターバックス シングルオリジンシリーズ」、今後も約3か月ごとに新しいコーヒー豆が登場していくそうなので、コーヒー好きは要チェックですよ!
スターバックス シングルオリジンシリーズ「グアテマラ ウエウエテナンゴ」250g 1520円(税抜)
>> スターバックス
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(取材・文/南場みなみ)
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