■親に持たせたい“あんしんスマホ”には嬉しい配慮が盛り沢山
同じく、京セラ製の端末として、「BASIO3(ベイシオスリー)」もラインナップ。同機には、スマホの使い方がなかなか覚えられない人でも安心して使える工夫が施されています。販売価格は4万9680円で、1月下旬以降に発売予定。
例えば、スマホの使い方を教えてくれる動画が再生できます。動画はまるで通販番組のように、明るくコミカルに展開。
また、「使い方練習」をタップして起動すると、スマホの基本操作が学習できるミニゲームが楽しめます。
なお、auが提供している個人向けサポートサービス「auスマートサポート」を利用すると、通常なら加入月に3000円(税抜)、4カ月目から月額380円(税抜)がかかります。しかし、BASIO3の購入時に同オプションに加入すると、加入月の3000円が無料になるキャンペーンが2月28日まで実施されます。どうしても不安という場合には、こちらも併せて利用を検討してみるとよいのでは。
■初めてのケータイもタッチパネル搭載の時代に
小学校低学年の子どもを対象とした端末「mamorino4(マモリーノフォー)」は2.8インチのタッチパネルを搭載。親が持つスマホや、家にあるタブレットと同じ感覚で操作できるようになりました。サイズは子どもの手でも扱いやすく、かつ大人も扱える小さすぎないくらいに調整されています。
4G LTEおよびVoLTEをサポートし、通話やSMSが利用可能。一方で、ブラウザでの検索などはできないようになっていることもポイント。
新機能として「音声操作補助機能」を搭載。画面下のボタンを2度押しすることで、キャラクターが登場し、一定の音声コマンドで操作できるようになりました。
料金プランは月々500円から利用できる「ジュニアケータイプラン」。LTE NET利用料はかからず、家族間の通話およびSMS送受信は無料で行えます。2月上旬の発売と同時に提供予定です。
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HUAWEI製のスマホが初登場したことはインパクトがありましたが、Qua phone QZおよび、BASIO3、mamorino4などの丁寧な仕上がりには、キャリアならではの良さを感じます。
どれも「家族に持たせたい」と思える一台。春に向けて家族のスマホデビューを検討してみてはいかがでしょうか。
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(取材・文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。