“完全ワイヤレス”の波がとうとうギターアンプにも到来!

ローランドが4月からの発売を予定しているBOSS(ボス)ブランドのギターアンプ「KATANA-AIR」は、何と世界初となる完全ワイヤレス設計。専用の送信機(ワイヤレス・トランスミッター)をギターに装着すれば、アンプから奏でたギターサウンドが流れます。

▲ギター用トランスミッター

アンプ本体は350mm×181mm×奥行き144mm、重さ2.2kg(電池を除く)とテーブルトップの小型サイズながら、ステージ用の大型アンプ同様の本格的な音色と弾き心地を得られる「KATANAアンプ」のサウンドを搭載。ステレオ仕様のカスタム・スピーカーと、最大30W(電池駆動時は最大20W)の出力で、クリーンな音色から激しい歪みまで、ギターサウンドをダイナミックに表現します。

▲トランスミッターは本体ドックで充電可能

本格的な音作りを行えるコントロールパネルとBOSSならではの高品位なエフェクトにより、エフェクターなどかまさなくても問題がないほど多彩な音色調整が可能になっています。また、ブルースやジャズ、ハードロックなど、幅広い演奏に対応する6つのプリセット・サウンドも用意されており、サウンド面での隙はありません。

▲KATANA-AIRコントロール・パネル

アンプ本体への接続はBluetoothで行い、信号送受信時の「音の遅れ」が少ないBOSS独自のワイヤレス・システムを採用。トランスミッターによるギターへの接続だけでなくスマホやタブレット等への接続も可能で、端末内の音楽をアンプ本体の高音質なスピーカーで再生するとともに、その音楽に合わせて接続したギターを奏でる同時演奏もできます。

▲KATANA-AIR専用アプリ画面

さらにWebサイト「BOSS TONE CENTER」から無料でダウンロードできる専用アプリを使用することで、スマホやタブレットでの音色調整や、サイト内に用意されているさまざまなスタイルの音色をダウンロードしてギターサウンドにしたり、アンプ本体に内蔵の50種類上に及ぶエフェクト群を駆使した多彩な音作りもOK。作成した設定は最大6種類までアンプ本体へ記憶可能です。

給電はACアダプターに加え、単3電池8本のバッテリー駆動も採用。ヘッドホン端子や出力端子も装備されているので、場所を選ばず好きなときにエレキギター演奏を楽しめます。既にギター小僧や音楽業界から熱い注目を浴びている「KATANA-AIR」。価格はオープンプライスで、想定価格は4万円前後になりそうです。

>> BOSS「KATANA-AIR」

 


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(文/&GP編集部)

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