1974年に誕生したセイコーのクレドール。フランス語で「黄金の頂き(CRÊTE D’ OR)」という意味のこの高級腕時計ブランドは、厳選された素材と高い技術で美しく確かな品質の製品を作り続け、長年にわたって愛されています。
3月9日に120本の数量限定で発売される「<クレドール>シグノ スプリングドライブ螺鈿限定モデル」は、2016年3月に発売した山田平安堂とのコラボレーションによる漆芸ダイヤルモデルの第二弾。1919年創業の宮内庁御用達の老舗漆器メーカー、山田平安堂の伝統的な技術を駆使し、漆塗りのダイヤルに白蝶貝を用いて桜吹雪をデザインしています。
このシンプルで現代的にアレンジされた桜吹雪の装飾は、切り出した板状の貝片を漆で地板に接着して上から漆を塗った後、貝片がみえるまで余分な漆を研ぎだすという、日本の伝統工芸技法である“螺鈿細工”で表現されたもの。
12時、3時、6時、9時のアワーマークにもこの螺鈿細工を施し、その他のアワーマークにはプラチナ蒔絵が用いられています。ダイヤル上部のパワーリザーブ(残量表示)部を三日月に見立てたデザインも美しい本モデルは、一点一点、熟練の職人が手作業で仕上げているのだそう。
そしてもちろん、高い精度を誇るセイコー独自の駆動機構「スプリングドライブ」ムーブメントキャリバー7R87を搭載。まさに、先進の技術と日本の伝統技法が融合した、格式高い一本です。山田平安堂製の特別BOX入りで、価格は108万円。手に入れたら、一生ものとなりそうです。
>> セイコークレドール「スプリングドライブ螺鈿限定モデル」
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(文/&GP編集部)
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