セイコーの「9Fクオーツムーブメント」は、それまでクオーツでは不可能だった長くて太い針を回せるようにした「ツインパルス制御モーター」に加え、秒針のふらつきを大幅に軽減する「バックラッシュ・オートアジャスト機構」など高い精度、見やすさと美しさを徹底的に追求。
グランドセイコー専用機種のクオーツムーブメントとして登場して以来、高く評価されてきました。その25周年記念モデルは、1993年の初代モデルをリメイクした限定版。初代の柔らかなフォルムのケースとブレスレットは踏襲しつつ、 ケースサイズを39.0mmへと変更して存在感を高めています。
また、アニバーサルモデルならではの特別仕様も見逃せません。1970~1980年代に高精度の証としてダイヤルにあしらわれていた独自のクオーツマークをモチーフにした「GS」「9F」のパターンをダイヤル全面に型打ち。さらに25分位置には「9F25」の文字が隠れています。
一方、標準では年差±10秒である「キャリバー9F83」の時間精度を年差±5秒まで高めた特別精度のムーブメントを搭載。その証として6時位置にキラリと光るゴールド色のファイブ・ポインテッド・スターも必見です。そして注目したいのは裏蓋。グランドセイコーの象徴である18Kイエローゴールド製の獅子の紋章を施しています。アニバーサリーモデルならではの仕様の一つが裏蓋にあるというのがイイですよね。
価格は37万8000円で世界限定1500本。ほかにシースルーバック仕様のモデルも登場予定です(54万円 世界限定600本 4月20日発売予定)。
>> グランドセイコー「キャリバー9F 25周年記念限定モデル」
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(文/&GP編集部)
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