先日開かれた、ドイツのエレクトリックショーである、IFAでも展示がされていたこのヘルメット、米国のクラウドファンディング Indiegogoで900%超えで資金を獲得している人気商品だ。
3軸の加速度センサーと、マイク、bluetoothスピーカーが搭載されていて、ヘルメット上部にはLEDがついている。
補助充電装置にもなる、スマートフォンマウントを付けると、電話に出れたり、音楽が聞けたりするのはもちろんのこと、スピード表示ができたり、動画撮影ができたり、ナビゲーションになったりもするのだ。
走行中にスマートフォンの画面をタップしたりフリックするのは難しいが、ハンドル部分にアタッチメント方式の操作グリップを装着することで手元での操作も装置を見ることなくできるようになる。
さらに、ケーデンスセンサーをつけると、スマートフォンアプリ上に回転数などの情報も表示される。
非常事態には、自動的に通知が飛ぶようになっていたり、夜間の走行時はLEDを点灯したりもできる。
今までクルマのカーナビで出来ていたことの大半が、自転車でもできるようになるというのは、サイクリストにとっては魅力的ではないだろうか。
参考:Indiegogo
(文/小泉耕二)
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