■より快適な履き心地を実現した「MEXICO 66 SD」
2018年春夏コレクションの先陣を切ったのが「MEXICO 66 SD」。MEXICO 66を象徴するオニツカタイガーストライプや薄底、ヒールフラップなどは引き継ぎながら、新たに開発した靴型でアップデート。ミッドソールには、アシックススポーツ工学研究所が独自に開発した2種類のfuzelGELをつま先とかかと部分に搭載。つま先では反発性、かかと部ではクッション性を増すことで、MEXICO 66の魂はそのままに、より快適な履き心地となっています。
MEXICO 66 SDは今シーズン限りではなく、MEXICO 66とともに定番商品としてシーズンごとに新たなカラーを投入しながら、継続していく予定。’18年4月にはカラーの雰囲気を一転させ、ペールトーンのSMOKE LIGHT BLUEとCORAL CLOUDの2足を新たに投入。さらに充実したラインナップになっていきます。
■ビジネスカジュアル層に人気の「NIPPON MADE」の新作は漆塗り!?
日本生まれのブランドであるオニツカタイガーの遺伝子 “日本のものづくり精神”を世界に発信するシリーズ「NIPPON MADE」。1月23日から始まった「オニツカタイガー 表参道NIPPON MADE」のみで実施しているカスタムオーダーサービスでは、NIPPON MADEを代表する「MEXICO 66 DELUXE」を店舗のタブレットでカスタマイズが可能。約6週間で納品され、海外への発送にも対応しています。
2018年春夏コレクションでは、2月発売のモデルではアッパー部分に手作業で漆塗り風の加工を施し、刷毛で塗ったようなムラを表現。高級感あるモードなスニーカーを追求しています。
オニツカタイガーの担当者によると2万1000円から2万7000円が中心価格帯ということで、購入者の年齢層は35歳以上が多い。スニーカーとしては高価格になるものの、クラフトマンシップを感じられるレザーシューズと考えるとかなり手頃で、ビジネスカジュアル層に人気となっています。
今回ピックアップしたのはほんの一部。ほかにも続々と新たなモデルが予定されています。
>> オニツカタイガー
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(取材・文/北本祐子)
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