ヒマラヤの麓で作られる究極の山岳&極地用バックパック

最大の特徴は、背面部が大きく開くこと。雪が降っている場合、表側は雪が付着していて開けるは大変だし、荷物を濡らしてしまうことも。しかし背中側となる背面部は雪が付くことはありません。雪の中、バッグパックを表側を下にしておろした際に、背面部からメイン気室にアクセスできるのは大きな利点となります。

さらに表側は、レスキューギアやクライミングギア、小型の三脚、テントポール、レインギアといった、できれば濡らしたくないが荷物と一緒に入れたくないモノ、必要なときに素早く取り出したいモノを入れられるよう、メイン気室とは別の収納部を設置。コンプレッションベルト付きで、収納したギア類は固定できるようになっています。

スキーや大型三脚といった長尺物やマットなどの厚みがあるものは、外側に付けられたコンプレッションベルトで固定。このベルトは、荷物が少ない際のサイズ調整としても使えます。

メインとなる素材には、軽量で高い強度を誇る“X-Pac”を、地面とこすれる底面には耐久性に優れた“BEATTEX”を使用。さらに、各ファスナーはできるだけ真っ直ぐに設置したり、スチール製のフックを採用したりと、トラブルの起こりやすい可動箇所にも工夫が。

プロフォトグラファーの門谷“JUMBO”優氏と株式会社エムールが昨年立ち上げた「The 3rd Eye Chakra Field Bag Works」は、ネパールの若年貧困層の職業訓練と持続可能な産業を創生することを目的としたCSV(Creating Shared Value)事業。貧困と封建的な身分制度が残るネパールで、雇用を生み出すことで社会的価値と経済的価値向上の実現を目指しているとのこと。

そんなネパールのカトマンズは、まさにヒマラヤの入り口。そこで作り出されるバックパックは、地元の雇用を生み出すだけでなく、山の国らしい実用性を備えた究極の山岳仕様、極地仕様ともいえるモデルです。

▲ブラック

▲ホワイト

▲ブラウン

サイズは40L(3万5640円)と60L(3万9960円)の2種類。ブラック、ホワイト、ブラウンの3色展開になります。

>> The 3rd Eye Chakra Field Bag Works

 


[関連記事]
収納スペースを自由に拡張!ミステリーランチの山岳用バックパックがすごい

ビジネスもカジュアルも使えるサロモンの高性能バックパック

ネパール生まれの3WAYバッグはアウトドア最強の相棒になる!


(文/&GP編集部)

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする