本格的にランニングをしている市民ランナーにとって、ひとつの指針となる言葉があります。それが“サブ3”。これはフルマラソン3時間切りという意味になります。実はこの“サブ”という言葉には<~より下>という意味があるんです。Subway(地下鉄)やSubmarine(潜水艦)のアタマに付いている“Sub”と同じですね。市民ランナーでフルマラソンを2時間台で走りきるというのは、本当にスゴい記録だったりするんです。
しかし、世界のトップシーンはさらにスゴい。2008年に2時間3分台に突入し、2014年には2分台に(ちなみにペースメーカーを途中で交代したため非公認にはなりますが2時間0分25秒という記録もあります)。ここまでくると期待するのは、夢の1時間台は、いつ、誰が達成するのか。
そんな人類が到達したことのないフルマラソン“サブ2”を目指して作られたのが「adidas adizero Sub2」(1万9440円)です。
アッパーは軽量なメッシュ素材を使い、進化したマイクロフィットラストも相まって軽さとフィット感を追求。
ミッドソールには、アディダス独自のBOOSTフォームでも史上最軽量となる新素材“BOOST Light”を搭載。
そしてアウトソールは、これまでのものを改良したマイクロウェブ アウトソールでグリップ力を高めています。
昨年2月に開催された東京マラソンでは、この「adidas adizero Sub2」を履いて出走したケニアのウィルソン・キプサング選手が2時間3分58秒の好記録で優勝。キプサング選手は、今年の東京マラソンでも「adidas adizero Sub2」を着用する予定です。はたして“サブ2”達成なるか。これからのマラソン中継は、選手の足元にも注目です。
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(文/&GP編集部)
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