そこで新たなサービスが登場。DeNAが始めた「Anyca(エニカ)」は個人の所有する車をカーシェアとして提供・使用するサービスだ。個人所有の車も、使わない時間がある。その時間を有効に活用し、使いたい人に貸せばちょっとした収入にもなる。借りたい人は、より魅力的なクルマや便利なクルマを借りられるメリットがある。
ドライバー登録するには、免許、電話、クレジットカードで個人認証が必要。支払いはカードなので、個人間での現金受け渡しの必要がない。万が一に備え、安心して使えるよう、一日単位で保険にも加入できる。
オーナーとドライバーは、過去にシステムを利用した履歴が評価&レビューシステムで確認することができ、事前に車両を検討するときに役立つ。
車両の引き渡しをより便利にするために、スマートフォンでドアの解錠施錠ができる「スマートキー」システムも現在開発中。エニカアプリを使い、スマートキーデバイスを取り付けた車両と通信するとドアの解錠、施錠ができるようになるという。こちらは、10月よりスタートする予定となっている。
現在、 利用可能な車両は国内外の乗用車をはじめ、 旧車やスポーツカー、 痛車と呼ばれる個性的なものまで様々で、東京都を中心に200台以上が登録されている。気分やシチュエーションに合わせて、時に自由に、時に便利に使えそうだ。
(文/&GP編集部)
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