スタートボタンを押せば、まず窓ガラスの大きさを測るために自動に動き、測り終えたら端から掃除を開始する。洗剤を噴射しながら進み、終了したら最初の位置に戻ってくるから、手の届かない場所でストップすることもない。
動きを伝えるナビゲーション装置で、窓ガラスを表裏から挟みこんで動く仕組みだが、磁力を保持することができる永久磁石が内蔵されいるので、電源が切れて落下する恐れもない。
また、万が一のために落下防止用のヒモを取り付けることもできる。充電式のため電源コードがいらず、作動範囲も広い。磁力は、窓の厚みにあわせて、ダイヤルで調整、設定できる。充電式のバッテリーで動作時間は90分程度。充電が残り少なくなると、切れる前に必ずスタート位置まで戻ってくるから安心だ。
汚れが気になる場合など、動くスピードの調整や、進行する角度の調整ができ、同じ場所を二度掃除するようにも設定できる。それでも頑固な汚れには、リモコンを使って位置をコントロールして対応するなど、機能的にも安心できそう。
オフィスやショップにはかなりオススメできる。気になる9万7200円という価格を高いと感じるか、適正と感じるかだが、一般家庭でもこれがあると便利なのは間違いない。
(文/&GP編集部)
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