便利かも!? テレビ付きタブレット「AQUOSファミレド」

テレビ放送はアンテナに接続したチューナーBOXで受信し、その放送をWi-Fiで接続したタブレットで楽しめる仕組み。普段はウェブを見たり、アプリを使ったり、家族で共用できる大画面タブレットとして使えて、見たい番組があるときは、Wi-Fiの電波が届く範囲であれば、家中どこでもテレビを楽しめるという製品です。

画質は3段階に切り替えられ、電波が弱い場所では低画質にして受信しやすくするといったこともできるそうです。

 

 

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既存のタブレットでも、直接チューナーを接続したり、nasneなどのネットワーク機器を利用したり、レコーダーと連携させたりと、テレビを楽しむ方法はいくつかあります。でも、それなりに費用がかかったり、設定が面倒だったりして、導入に二の足を踏んでいる人は少なくないのではないでしょうか?

AQUOSファミレドは、タブレットに独自のホームアプリがプリセットされていて、煩雑な初期設定は要らず、すぐにテレビを楽しめるのが利点。タッチ操作でチャンネルを切り替えたり、番組表から見たい番組を選んだり、直感的に操作できることも魅力です。

チューナーBOXにUSB-HDDをつなげると録画もできます。Wi-Fiネットワークで接続したAQUOSレコーダーに録画した番組をタブレットで再生することも可能で、シャープによると「動作確認はしていないが、他メーカーのDLNA対応レコーダーに録画した番組も再生できるはず」とのこと。

IPX5/7相当の防水に対応しているので、キッチンやバスルームでも安心して楽しめます。メディア向けに開催された説明会では、ディスプレイを中性洗剤で洗って、ジャブジャブと水をかけるデモも披露されました。

 

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テレビを見ながら、他のアプリを利用するというマルチタスクにも対応。テレビを見ながらTwitterをチェックしたり、ネットサーフィンをしながらテレビも表示させておいて、見たい場面になったら全画面表示に切り替えるといったこともできます。

16型ディスプレイは、テレビとしては小型ですが、タブレットとしては超大画面。まもなく発売されるiPad Pro(12.9型)よりも大きい! スタンド付きなので、Bluetoothキーボードと組み合わせてPCのように使うこともでき、ベッドに寝転がってテレビを観るなど、フレキシブルな使い方ができそうです。

 

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発売は11月15日。価格は9万円前後になる見通しです。

【SPEC.】
●チューナー部
サイズ:W15.3×H4.8×D17.2cm
質量:約0.3kg
受信チャンネル:地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル
接続端子:USB端子、LAN端子
●タブレット部
サイズ:W39.5×H25.4×D2.4cm
質量:約1.9kg
OS:Android 4.4.4
CPU:1.6GHz クアッドコア
RAM/ROM:1GB/8GB
ディスプレイ:16型(1366×768)
カメラ:約200万画素(本体前面)
カードスロット:microSD/microSDHC
接続端子:microUSB端子、イヤホンマイク端子
バッテリー持続時間:約5時間
カラー:ブラック系、ホワイト系

(文/村元正剛)

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