Xperia XZ2 Premiumのデュアルカメラは「Motion Eye Dual camera」という名称で、19メガピクセルのメインカメラと、12メガピクセルのモノクロカメラという構成。メインカメラは1/2.3インチのメモリ積層型のイメージセンサーを搭載し、F値1.8のGレンズを使用。モノクロカメラも1/2.3インチのイメージセンサーを搭載し、F値1.6の明るいGレンズを採用。なお、フロントカメラは13メガピクセルで、レンズのF値は2.0。
▲従来のセンサーで色の情報を取得し、新しいモノクロセンサーで輝度の情報を取得して、２つの情報をリアルタイムで融合
デュアルカメラは、静止画は最高ISO51200、動画では最高ISO12800で撮影できることを最大のセールスポイントとしている。また、ソニー独自の画像処理プロセッサー「AUBE」も、暗い場所でも鮮明な撮影を可能にしている。さらに、4K HDRの動画撮影にも対応し、ディスプレイも4K HDR表示に対応。
OSはAndroid 8.0で、CPUはSnapdragon 845。メインメモリ（RAM）は6GBで、ストレージは64GBで、microSDXCによる拡張も可能。ディスプレイは5.8インチで4K（2160×3840ドット）の高解像度を誇る。3540mAhの大容量バッテリーを搭載し、防水（IP65/68）にも対応。サイズは158×80×11.9mmで、重さは236g。発売中のXperia XZ1（156g）や、発表済みのXperia XZ2（198g）よりも重くなっている。カラーはChrome BlackとChrome Silverで、グローバルサイトで公開された画像を見ると、光沢が強く、リッチな質感に仕上がっているようだ。
▲Chrome Black
▲Chrome Silver
なお、日本では発売については明らかにされていないが、これまでのXperiaのハイエンドモデルはすべて日本で発売されているので、Xperia XZ2、Xperia XZ2 Compactとともに、日本で発売される可能性が高いと期待していいだろう。
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（取材・文／村元正剛）
むらもとまさかた／ITライター
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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