今回発表されたムーブメント “AION” は、同社が独自に開発したCOSC(コスク)認定の3針自動巻きムーブメント。COSCとはスイス公式クロノメーター検査協会、すなわち機械式時計の心臓部であるムーブメントの精度を検査する世界最大の機関のこと。COSCではISO3159の定めに則り、時計の精度を15日間にわたって厳しく測定、この検査をクリアしたものだけが認証モデルとして “クロノメーター” を名乗れるのです。
“AION” の魅力は、その精度の高さはもとより、ローズゴールド、NAC、コート・ド・ジュネーブ装飾などを用いてさまざまに施した仕上げ処理。光が当たったときの美しさを最大限に引き出そうとする、アーティアらしいこだわりです。
そしてアーティアといえば、多くの時計ファンが思い浮かべるのがスケルトンケース。今回発表のムーブメントは、「Son of Earth」「Son of a Gun」「Son of Art」の3つのコレクションに採用することが決定しています。標準仕様ではETAムーブメントが搭載されますが、アップグレードにより “AION” ムーブメントを選択することが可能。もちろんバーゼルワールド2018で発表された「Son of Earth」の新作にも搭載されます。最新ムーブメントの精巧な美しさを、シースルーバックでじっくりと堪能してみてはいかがだろうか。
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(文/&GP編集部)
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