ヤマハ発動機が新たに立ち上げた、スポーツ自転車の長所と電動アシスト機能のメリットを融合させた新感覚のスポーツ自転車ブランド「YPJ(ワイピージェイ)」の第一弾として誕生した「YPJ-R」。
軽さと高い走行性能が特徴だ。新開発の小型バッテリーと、クランク合力タイプの「PW」ドライブユニットを搭載。軽量アルミフレームを採用し、車体重量は約15kgと、ヤマハ製の電動アシスト自転車の中で最軽量を実現した。
そもそも電動アシスト自転車の場合、アシストするのは最高で時速24キロまで。スピードの出るロードバイクにはあまり必要がないと考える人もいるかもしれない。だが、乗ってみれば、発進や加速時、または坂道などの場面ではアシストが大きな威力を発揮してくれることを実感するだろう。あまり疲れたくない通勤時にうってつけだ。
バッテリーは、コンパクトで持ち歩きも便利なうえ、付属のUSBアダプターを装着することでスマホなどの充電用電源としても使うことができる優れもの。
ハンドル中央部には、マイクロUSBポート装備のスイッチユニットと、様々なインフォメーションを表示する液晶マルチファンクションディスプレイを装備。マイクロUSBポートからは別売のライトやスマートフォンなどの電子機器への給電が可能だ。
見た目も走行性能もスポーツ自転車。平日はラクラク通勤に、週末はちょっと遠くまでツーリングに、一台でどちらにも使えるハイブリッドなロードバイクだ。
YPJ-R:http://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/
(文/&GP編集部)
- 1
- 2