デンソーウェーブが開発した「COBOTTA(コボッタ)」は、安全柵を設置することなく人の隣で作業を行える人協働ロボットです。鋭利な部分や、可動部に指を挟みこむような構造を持たない安全仕様で、重さも約4kgと軽量かつコンパクトなサイズが特徴で、使いたいとき、使いたい場所ですぐに作業を始められます。
ロボット作業導入時の最大の不安点であり、導入を留まらせる最大の理由ともいえる “作業させるためのプログラミングとその手間” が解消されているのも特徴。アーム部を直接手で動かし、その一連の動作を記憶させる “ダイレクトティーチング機能” や、タブレット端末で画面を見ながら直感的に操作できる “GUI(グラフィカルユーザーインタフェイス)” 、カメラを用いた “ティーチング機能” に対応。ロボット関連に明るくない人でもすぐに扱えます。また、JavaやRubyなど様々な開発言語に対応し、本体に接続可能なデバイスも多種多様。内蔵コントローラ開放や制御用API公開も行われており、専門知識を持ったクリエーターやプロの要望にも十分応えられる仕様となっています。
工場などでの単純作業以外にも、研究施設での検査作業の補助、学校教育でのプログラミング授業など、幅広い分野での作業効率化が図れる「COBOTTO」。オリックス・レンテックの次世代ロボットレンタルサービス “RoboRen(ロボレン)” にて、法人向けレンタルサービスでの取り扱いとなります。カメラ、電動グリッパ、タブレット端末等が付属する “6か月お試しレンタルパック” で、料金は32万4000円(月額5万4000円/税抜)です。なお、一般個人向けのレンタルサービスは行っていないのでご注意を。
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(文/&GP編集部)
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